文化的一日

はっと気付けば今日は文化の日。だらだら寝坊して怠けている場合じゃありません。元来文化系に強い私が黙って見過ごすわけありません。文化・・・読書？音楽？？芸術鑑賞？？

 

手っ取り早くフィドルを背負って出かけ、2時間ほど弾いて来ました。相変わらず酸欠で苦しいし、腕も肩もコリコリなのですが、「もうちょっと弾きたいな」くらいがちょうど良いのだろうと思い、食材を買いながら帰って来ました。時間は1時過ぎ。まだまだ早いです。お昼の支度をして、普段は観ることのない平日のTV番組をぼけーっと観ていたら、「地球危機2008」というドキュメンタリー番組が始まりました。地球温暖化や、バイオ燃料に焦点を当てた番組です。仕事の関係で最近はそういった話題につい目が行ってしまい、気がついたら2時間半見入っていました。今年7月に放送された番組の再放送だったようですが、その時はまだカナダにいたので、今回この番組を偶然にも観られたのは本当にラッキーでした。本当は昼ごはんの後、隣町まで買い物にでも行こうかと思っていたのですが、気がついたら日が暮れ始めています。

 

そのままテレビを観ていたら、ニュースが始まりました。今度は日本のホームレスの話題。中に出てきた私より1歳年上の男性。テント生活を止めて、きちんとアパートに暮らし始めたのに仕事が続かないとぼやいていました。しかもその理由が「年下の上司に敬語を使わなくちゃいけない。こき使われるのが気に入らない。」だとか。健康なのに・・・・。直前のドキュメンタリーで、「バイオ燃料のために配給のトウモロコシが減って、弟妹たちに食べさせるものがない。」と嘆いているアフリカの青年を見ていた私は心底腹が立ちました。しかもその（元）ホームレス、「俺は社会に出れば下の人間だけど、ホームレス界ではナンバーワン」とワケのわからない自慢？をしていました。精神的に大人である、子供である、は年齢に関係ないんだな、と再び確信した瞬間でした。ま、冷静に見てカッコ悪かったですね。その後改心したらしい（元）ホームレスですが、そんなに人間簡単に変われるわきゃーありません。（と、あくまで辛口）　まあ、がんばってくれ。

 

晩ごはんを食べて、何となくチーズクッキーを焼き始めました。今、ドウが冷凍庫の中で寝ています。そろそろ起こしてヤキを入れ・・・いやいや、焼き始めようかな。初めて作るレシピだけど、美味しく出来ると良いなぁ～～～。

 

さて、果たして文化的な一日でしたでしょうか？？「チーム・マイナス6%」としては、今後もひたすらマイバッグ生活、エコ生活を心がけるしかありません。車は要らない、自転車で充分。（今は自転車すら持ってないけど）。アメリカが京都議定書に参加してくれると、世界情勢大いに変わるんだけどな～。もちろん一番のとばっちりは日本に来ることになるんじゃないかと思うけど。