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2005年から始まった2度のカナダ留学から2008年夏に戻ってきました。英語・フィドル・美味しいもの・・・ささやかな日常を綴った生存確認ブログでしたが、2010年、突然結婚することになり、今や何がテーマかよくわからないブログになりました。
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昨晩大きな余震があって、また地震の恐怖がよみがえりました。
岩手、宮城、福島のみなさんに較べれば甘えていると思いますが、やはり怖いです。

義援金が被災者の手に届いていないことが報道されていましたが、それを聞いて2度目の募金を戸惑ってしまいました。本当にみなさんの手に届いたことが確実になったらもう一度したいと思います。

毎日地震や原発や被災地の報道をTVで観ていますが、そこでどうしても引っかかるのが、「元気をもらう」「元気をあげる」「勇気をもらう」という表現です。

元気や勇気ってもらうものなの?
すごい違和感。

元気って、自分の中から出てくるものでは?
勇気って、自分の中から湧いてくるものでは?

確かに、何かをきっかけにして元気が出ることはあります。友達に会っておしゃべりすれば元気になるし、子どもと遊べば元気になるし。美味しいごはんで元気が出るし。

スランプを抜け出したスポーツ選手を見て勇気が湧くことがあります。「あきらめない」という勇気です。自分もあきらめなければ、上手くいくかもしれないと自分を信じる勇気を持てます。もちろん時に「あきらめる」という選択もあります。「あきらめる」ことも勇気です。

でも、別に友達や子ども、スポーツ選手は私に元気や勇気をくれたわけじゃない。彼らがきっかけになって、元気が出たり、勇気が出たりしたのは私です。

「被災地の人に元気をあげたい」

きっと「被災地の人に少しでも元気になって欲しい」とう気持ちだと思います。とても優しいです。でも、元気をあげたいって言われると、何だか押しつけのように聞こえます。私がひねくれ者なのかもしれません。でも私にはちょっと違和感がある言葉です。そんなに簡単に元気ってあげられるのかな?私の元気をあなたにあげるって来られても。そんな・・・要りませんって言っちゃうかも。

あなたに元気をもらいました。

より、

あなたに会って元気が出ました。

と言われた方が、きっと言われた方も嬉しいのではないかと思います。

でもこれだけTVで連呼してるということは、一般的な使い方なんでしょうね。
言葉は時代と共に変わって行くものですから。

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mariko @ 東京都
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女性
趣味:
フィドル(バイオリン)、英語、最近は食育、お裁縫、お菓子も作っちゃう♪
自己紹介:
◆2005年ハリファックス、2007年バンクーバーと2度のカナダ留学を経て、カナダ・ケープブレトン島の音楽が大好きになりました。細々とですが、自分でもフィドル(バイオリン)を弾きます。

◆2010年7月、40歳で結婚。今は専業主婦をしながら日々楽しいことを探しています。

◆勉強も好きで、2006年CDA(キャリアカウンセラー)、2011年FP3級とFP2級を取得しました。知りたいことがたくさんあるので、今後も勉学に励みたいと思います。

◆映画「かもめ食堂」を見て、北欧のインテリアや小物が大好きになりました。特にmarimekkoが好きで、バッグを愛用しています。
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