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1冊目:地元学をはじめよう
2冊目:しがみつかない生き方
3冊目:PLA住民主体の学習と行動による開発
4冊目:ムハマド・ユヌス自伝
5冊目:お家さん(上)
6冊目:お家さん(下)
7冊目:ヤバい経済学
8冊目:二人の彼
9冊目:ミサコ、三十八歳
10冊目:アントキノイノチ
11冊目:愛の重さ
12冊目:食堂かたつむり
13冊目:新釈走れメロス
14冊目:名前のない人
15冊目:夜は短し歩けよ乙女
16冊目:ミーナの行進
17冊目:オニババ化する女たち
18冊目:竜馬がゆく第2巻
19冊目:母は娘の人生を支配する
20冊目:坊っちゃん
21冊目:四畳半神話大系
22冊目:かのこちゃんとマドレーヌ夫人
23冊目:イギリスはおいしい
あれ?竜馬がゆく第1巻が無い。どこかにあるはずです。
結構いいかげんに数えてたんですね~。
現時点での大ヒットは「お家さん」と「アントキノイノチ」。
今の読みかけは、「鼠~鈴木商店焼き討ち事件~」、「三四郎」、「竜馬がゆく第3巻」、「温め美人プログラム」、「ずぼらな青木さんの冷えとり毎日」、「テーブルフォトの撮り方きほんBOOK」。
あちこちかじり過ぎです
6冊読みかけってどういうことよ。
もともとは、アフタヌーンティやハイティの話をしていて、スコーンの話になり、じゃあレシピが載ってるからということでこの本の話になりました。
私がロンドンに5泊した時に気に入ったのは、リバティデパートの地下にあった、セルフサービスのカフェにあったスコーン。クロテッドクリーム付きで二つ並んでて、いくらだったかな。せっかくだからとスーパーにあったスコーンも試した気がするけど、そんなのよりずっと美味しかったです。だって、滞在中に2回も行ったもの。
そして覚えているのは、滞在中に3回も行ったチャイナ・タウン。
そうです。イギリスのごはんは美味しくない・・・・。言っちゃった。
けど、この本を読んだら、どうもイギリスの料理が美味しくないことが多く、食材は美味しいものが多いとか。伝統的な料理法が、私たちの口には合わない、ということでしょうかね。
フィッシュ&チップスやスコーンのこと、主食はパンでなくイモだ、パブの粋さ、などイギリスに興味がある人ならさらっと楽しめる内容でした。揚げたジャガイモが大好きな私には、危険の地イギリス。確かにフィッシュ&チップスも美味しかった。あのジャンクな感じが。
この本に載ってるスコーンのレシピで一度作ってみたいな~。
カナダでブルーベリースコーンに挑戦して失敗したことあるからちょっと不安だな・・・。
今年の22冊目は「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」でした。
「鴨川ホルモー」を書いた万城目学という人の本です。(私にとっては)新しいです。
ダンナさんが図書館で借りてきて、読み終わったからと貸してくれました。新書サイズで字が大きいのでそんなに時間はかからないだろうと思い読み始めましたが、予想通り2日で読み終わりました。
かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。
マドレーヌ夫人は、かのこちゃんの家で暮らす猫。
でもこれは、かのこちゃんとマドレーヌ夫人の交流を描いた物語ではありません。
かのこちゃんにはかのこちゃんの、マドレーヌ夫人にはマドレーヌ夫人のそれぞれの生活があるのです。そして、お互いがお互いの生活を尊重して生きているのです。とかく動物をペットとして自分の思い通りにしようとしがちな人間が多い中、かのこちゃんがマドレーヌ夫人にとったスタンスは素晴らしいものがあります。大人だな、かのこちゃん。そうかと言って、友達になったすずちゃんとのやりとりや遊んでる風景は子どもそのもの。不思議です。
マドレーヌ夫人はマドレーヌ夫人で、自分の役割と性質を理解した上で生活しています。彼女がなぜ「夫人」と呼ばれているのか、それが彼女の人生の軸になっています。
なかなかのんびりした心温まるお話でした。
雰囲気は、以前読んだ「ミーナの行進」に似ているかもと思いました。
これは、童話なのかな・・・。
「坊っちゃん」より先に読み終わっていた本についてすっかり忘れていました。なので、今年の20冊目は、「坊っちゃん」ではなくこの本なのですが、ややこしいので今年の21冊目とさせていただきます。
「四畳半神話大系」
私にとっては3冊目の森見登美彦作品です。今年アニメ化もされたようです。
京都大学の3回生である「私」(男性)が、入学当時、4つのサークル(場合によっては秘密団体)の中からどこに所属しようかと悩み、その可能性を4話に分けて描いています。つまり、候補のサークル(または秘密団体)がA,B,C,Dとあった場合、Aに入っていたらこうだった・・・、Bに入ったらこうだった・・・と4つの可能性が同時進行で描かれるのです。とはいえ、ストーリーは4話構成とひとつずつ分かれているので混乱することはありませんでした。
細々したエピソードは違うものの、人生にとってキーマンとなる人物との出会いについてはどのサークルに入ってもあまり変わらない、という描き方だった(と私は認識している)ので、人生の大きな選択を迫られた時もあまりプレッシャーを感じなくてよいものなんだな、と理解しました。大切な人にはどこをどう行っても出会うと決まっているものなんでしょう。
この本によると、蛾はむにゅっとしてるらしいです。
あまり触りたくないな・・・。
今年20冊目の本は「坊っちゃん」でした。言わずと知れた夏目漱石の名作です。
今まで何度となく映像化されてきましたが、それを観たことも原作も読んだことがなかった私。相方の本棚にあったのでちょっと拝借いたしました。
読んだことがなかった私でも知っている「親譲りの無鉄砲で・・・」で始まる中編小説です。坊っちゃんが独特の目線で世の中や人々を斬っていく口調が面白く、鋭い突っ込みにところどころ声を上げて笑ってしまうのです。勧善懲悪のようで、実はそうでもない結末。私の中に残ったのはモヤモヤ感。
率直な感想としては、「坊っちゃん、生ぬるい!」
私だったら、赤シャツに、自分が悪かったと目幅涙で、土下座で平謝りさせるまで追い詰めると思います。
ここのところ毎日何かしらの事務手続きをしています。何だか疲れた・・・。
結婚するのはもちろん嬉しいし、新しい生活に希望もいっぱいで、不安なことはありません。俗にいうマリッジ・ブルーなるものも感じていません。
が、この先やってくる手続き、手続き、手続き・・・の山。
先日有給を取って済ませたことなんて全体のまだ3分の1くらいなもので、これから住所変更や名前の変更などがどっとやってくるわけです。もう、こんなに面倒なことイヤだ!!2度と結婚なんかしないっ!などと毎日思っております。
そんな状態なので、今日は何もしない!と決めて、仕事の帰りに映画に行きました。「Sex and the City 2」です。前作公開からはや2年。映画でSATCデビューした私はその後恐る恐るドラマを観始めて、あまりの内容に赤面しつつ、ドン引きしたりもしていたのですが・・・いつの間にか指さして大笑いするようになってしまいました。
前回の映画はカナダで1回、日本で1回、DVD借りて1回、民放で1回、結構観ましたね。すごく気に入ったんです。なので、今回の2もすごくたのしみにしていたのですが・・・
残念ながら、前作のようにもう一度観たいとは思いませんでした。
ゴージャスなのは相変わらず。でもストーリー性があまりなくて、入り込めない。キャリーの元カレのエピソードも何だか中途半端。結婚して落ち着いたカップルがどんな風に変わって行くのかに興味があったけど、リアリティがないし。残念。
家で過ごすことが割と好きな私には、毎晩のように出かけたがるキャリーは理解できないし、だいたい何で料理しないの??仕事から帰った疲れた夫をまた外に連れ出すのは酷ですよ・・・。しかも月曜日に。ま、これは映画の出来とは関係ないけれど。
そろそろSATCも引退の時が来たんですかねぇ。サマンサもつらそうだったし。でも、ミランダとシャーロットが母親業について語りあうところなんかはすごく良かったです。前作から育ったリリーも可愛かったし。前作でエラく揉めたミランダとスティーブもとてもいい関係になっていて微笑ましかったし。
複雑な感想ですが、観た後は、結構気分転換できました。結婚して何年か経って観ると、また違って感じるのかもしれませんが・・・。
明日からは引越しのパッキングが始まります。段ボールの中で暮らす生活再び。そして、冷蔵庫の中身を食べきるために頑張らなきゃ!!
職場で隣の席の方の書棚にあった本をお借りしました。
新書なので、さくっと読めてしまいました。
「オニババ化する女たち」 三砂ちづる著
出版された当初、フェミニストのみなさんに批判され、話題になったそうです。
女性性を取り戻そう、出産を楽しもう、という著者のメッセージがストレートに入ってくる本でした。「うるさいこと言ってないで早く結婚して子供を産みなさい。それでこそ女性としての幸せな人生なんだから」
確かに、結婚適齢期と出産適齢期が一致しない人生を送る人が増えていて、新しい価値観もどんどん生まれて、親にも結婚を急かされなくなって、いったい何を信じて何を軸に考えたらいいのか・・・と悩む女性はたくさんいます。私もそのひとりです。
ただ、この本を是認するわけではありませんが、女性性について考えることは大変意味のあることかと思いました。私が周りの方と話していて時々びっくりするのは、毎日の基礎体温を測っている人があまりにも少ないことだったりします。きっと今まで体調を崩すことも無く、基礎体温測定の必要が無かったのでしょう。それ自体は、とてもいいことですが、自分の体調と心の動きを知るために毎日基礎体温をつけるのは、私はおすすめ致します。不調があって婦人科に行った時も、これを出すとたくさんの情報をもらえますしね。身体と向き合い、身体の声を聞くことは女性としてというより人間として必要なことだと思います。
『理想ばかりを追いかけても、人生は思う通りになりません。人生なんでも思い通りになるのだとしたら、「死」や「次の世代への交替」を受け入れられません。特に、結婚とか、こどもを産むとか、誰かと一緒に住むというのは、全部「思い通りにならないこと」を学ぶことなのです。それを学ぶ一番よい機会が結婚とか、子育てでしょう。』
第4章の一文です。これにも確かに大きく頷きました。最初から思い通りにならないとわかっていれば、がっかりすることもなく、裏切られた気持ちになることも無く、「こんなもんだ」と少しはゆったりかまえていられるのでしょう。自分自身でさえ思い通りにならないんだから、配偶者やこどもにそれを求めるのは酷なことです。求める自分もつらくなります。
ただ、その直前の文章に『とにかく縁があった人と、誰でもいいから結婚するというぐらいが、大事だと思います。そこで生活レベルが下がるとか、相手の顔が悪いとか、仕事が悪いとか、出身大学が悪いとか・・・・・・と言っているような余裕がある人はまあ勝手にしてちょうだい、オニババになれば、というような感じです。』とありまして、半分共感、半分幻滅という複雑な気持ちになりました。女性に限らず、高過ぎる理想を捨てれば、ずっと生き易くなるというのは納得できます。うるさいことを言わずに縁があった人とさくっと結婚してみるのもいいと思います。が、言い方があまりに乱暴で戸惑ってしまいます。これは、一度でも「結婚する」という事態が自分の身に降って来たことがある人(その後破談になろうとなるまいと)には、割とすっと理解できるかもしれないけれど、そうでない場合ちょっと反論したくなっちゃうかもしれません。
結婚し、子どもを産み、女性としての人生を生きる。これ自体に異論はありません。大賛成です。
でも、個々の事情により、言い訳じゃなく、自分ではどうすることもできない事情により、それができない人も中にはいるんです。共感するところもたくさんありますが、これを読んで深く傷つく人も、確実にいます。
暗かった・・・。
どうしようもない夫を妻が支え続けるという太宰治の小説の映画化です。
私は、「人間失格」を途中で放り出した「人間失格・失格者」なのでうるさいことは言えないのですが、この映画に出てくる夫は本当にどうしようもないです。
何日も家に帰ってこない。
ツケで飲みまくる、挙句その店の売上金を持ち去る。
その金の取り立てに来た店の主人とその妻をナイフで脅す。
クラブのママに借金の肩代わりをしてもらう。
それを妻に咎められるとすねる。
妻が稼いだ金を当然のように持ち去る。
酒場で働き人気者になった妻に嫉妬する。
思い通りにならないと泣く。
家では仕事ができないといって愛人の家へ行く。
あげくにその愛人と心中騒ぎを起こして、殺人未遂で警察に捕まる。
釈放されたその足で妻のいる酒場に行き、酒を飲む。
離婚しなさいっっ!! (冷静に)
それでも彼に尽くす妻というのは、それだけで芸術品のように見えてきます。演じているのが松たか子さんだから、というのもあるでしょうが・・・。
私はイヤだ、こんなダンナは。(冷静に)
(マイナス1.1キロ 6月1日比)
「(500)日のサマー」と二本立てだったのは、「恋するベーカリー」でした。公開当時に観たいと思っていましたが、時間が合わず断念したのを覚えています。
10年前若いオンナを選んで出て行った夫と、再び元サヤにおさまってしまうという複雑な不倫(?)のコメディでした。タイトルにもなっているのに、思ったよりベーカリーがたくさん出てこないなぁと思っていましたら、原題は「It's Complicated」でした。確かに・・・・。 It IS Complicated, really.
ストーリーはともかく、素敵だったのは、ジェーン(メリル・ストリープ)が住んでいる家。広いキッチン、広いリビング、広い寝室!それなのに、増築するんですって・・・。庭には畑があって、たくさんの野菜が。テーブルに飾る花だって、庭に咲いているんです。そんなわけで、話の展開よりもキッチンの小物や料理が気になってしまいました。(欲しいものがいくつか。いつか、広い家に住む時が来たら・・・)
もちろんコメディなので話も面白かったです。追い返されても拒絶されてもあきらめない元夫。でも、自分の感情と行動が、こんなに周りの人を巻き込んで、影響を与えてしまうというのは・・・どうなの?
ジェーンの3人の子供たちの、長女の婚約者がいい味出してました。
そして、映画の後チョコクロワッサン食べちゃいました
土曜日は雨模様だったので、屋外で過ごす予定を変更して、映画に行きました。
「(500)日のサマー」 です。結論から言うと、かなりおすすめです。
前情報はなく観ましたが、面白かったです。恋についてのストーリーですが、恋物語ではない。と前置きにある通り、恋についての映画でも、甘い雰囲気はあまりなく・・・、正直で、それゆえにちょっと切ない映画でした。
「恋愛を信じていない。どうせ長続きはしない。だから真剣にならない」と決めているサマーと、「運命の恋」を信じているトム。真剣にはならないと言われても、惚れた弱みでサマーを受け入れたものの・・・やっぱり真剣になって欲しくてひとり悩み続け・・・。自分と一緒にいて楽しそうなサマーを観ていると、彼女が真剣じゃないなんて信じられなくて、ついには自分の気持ちをぶつけてしまいます。
どんなに仲が良くて、どんなにお互い好きでも別れてしまうこともある。
・・・のもわかるけど、最初から「運命」とか「真剣じゃない」なんて決めなくてもいいのにな~と思いました。恋愛なんて二人でするものだから、お互い変わって行くし、関係だって時間とともに変化していくものだし。その時その時で受け容れて行けばいいものだと思うのですがどうなんでしょう。最初に決めたものを守ろうとして、もがいているのは、微笑ましくもあり、切ないものでもありました。
全体的に都会的なおしゃれな映画です。特にサマーが着てる洋服が、どれも可愛いです。水色のコットンワンピース、太めのパンツ、レトロなドレス、アーガイルのニット、花柄のサマードレス、2重のカチューシャ、ポニーテールにリボン・・・。長い黒髪に長めの前髪。最近の自分を振りかえり、もっと小ぎれいにしないとな、と触発されて、日曜日に買い物に行っちゃいました。たまにはおしゃれな映画でも観ないといけないな・・・反省。
ちなみに同行者は、サマーの思わせぶりな態度はイカンとつぶやいておりました。想像以上に、女の子の何気ない態度、言葉に、世の男子は振り回されているようです。
独身女性が「ミス」と呼ばれていた時代・・・。
未婚既婚問わず「ミズ」と呼ぶようになったのは最近のことでしたね。
ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターの半生を描いた作品です。ところどころに動物たちの絵がカラーで出てきて、しかもちょっと動いたりして!可愛いです。
この時代の女性の生きづらさが切ないですねぇ。作家としてではなくても自立するなんてとんでもない時代です。そんな風潮は現代からは想像もつきませんが、洋服や調度品などはめちゃ好みです。やっぱりイギリスの伝統と重み・・・。
途中で悲しいシーンもありましたが、最後は幸せになってよかったです。(涙ボロボロ)
改めて湖水地方に行ってみたくなりました。
そして、10年前にロンドンに行った時、コヴェントガーデンの本屋さんで買った、「ビアトリクス・ポター全集完全版」を久々に引っ張り出して読もうかな。ピーターの後先を考えないマヌケっぷりが笑いを誘います。でも、重いんですよね、この本・・・。
「プライドと偏見」と「ユー・ガット・メール」が似ているのではないかと言われて、「確かにそうかも・・・」と思い始めました。時代設定や登場人物、背景は違いますが、強大な共通点がひとつ。
それは、どちらも「マイナスから始まる恋」だということ。
確かに・・・。最初はお互い(もしくは片方、大抵女性側が)イヤなやつと思っていたのに、気付いたら好きになっていたというシチュエーションは、恋愛映画、小説の王道パターンのひとつです。
実際、マイナスから始まる恋は、プラスから始まる恋より面白いし長続きするような気がします。最初からマイナスなんだから、後はプラスになるだけというか。ちょっといいところが見えると、最初からいい人だと思っていた場合より何倍も良く見えたりしませんか? 相手が好きで好きでたまらない。最高!と思った頂点で結婚するのが危険だと言われるのもそれが理由と考えられます。(経験ないのでよくわかりませんが)
しかし、これにはもうひとつからくりがあったりします。それは、お互いイヤなやつだと思っても、その後顔を合わせないといけない機会があるかどうかです。これがないとマイナスがプラスに転じる可能性がありません。なので、学校や職場などでこのパターンが多いのも納得です。
で、マイナスがプラスに転じて上手くいった映画や小説を想い浮かべてみました。
「赤毛のアン」シリーズ
小学校で大げんかをし、ずっと憎んでいたギルバート・ブライスと、アンは最終的には恋に落ち結婚します。アンはずっとギルバートが好きだったけれど自分で全くそれに気付かず、ギルバートは「アンの歩いた地面ですら拝む」くらいアンに恋焦がれて、何年も待った後に、ついに夢を現実にします。
「風と共に去りぬ」
スカーレットはレット・バトラーを毛嫌いしていたのに、彼と再婚します。彼女もまた自分がどれだけ彼を愛しているか気付かないまま傷つけ続ける、という悲しい結末が・・・。
「耳をすませば」
ジブリの映画の方が大好きなのですが、これもそうですね。でも中学生の恋なんてみんなそんなものか?
「サウンド・オブ・ミュージック」
マリアと大佐は最初マイナスから始まりましたね。。。
「美女と野獣」
これもそう。ベルは野獣を恐れ、野獣も最初ベルを怖がっていたのに、一緒に暮らすうちにこころが通い合いました。
うちの本棚、DVDをざっと見てこれだけあるってことは、私はこの手の展開が好きなのでしょうか。(「プライドと偏見」も「ユー・ガット・メール」も本棚に並んでますし)
ま、共通点としては、「最初は、この人嫌い!と言っていた女性の気持ちは、変わる可能性がある」ということですかね。なので、男性はあきらめずに食い下がると上手くいくことも結構あります。(しつこいと変態扱いされて、本気で嫌われることももちろんあります)
ポイントは、「人格」と「アプローチ法」でしょうか。
頑張ってください (結論がおかしい)
カナダのホストマザーが大学の授業で使うから、と読んでいたのはジェーン・オースティンの「高慢と偏見」。「注釈ばっかりでいやになっちゃう!!」と怒りながら読んでいました。私が読んだのは図書館で借りたペンギンズ・リーダーの英語初心者向け「高慢と偏見」。薄くて読みやすかったけど、登場人物が多くて、相関図をメモしながら読みました。
ちょうどカナダに最初の滞在をしていた頃公開になった(と思う)のは、映画「プライドと偏見」。
先生のエレンのおすすめで、もともと「いつか晴れた日に」(「分別と多感」の映画版)が好きだったので、帰国後にえいやっ!とDVD買っちゃいました。字幕外して観たら、難し過ぎてわからなかった・・・。英語字幕つけて観ても難しかったです。なので、1回くらいしか観た記憶がありません。
最近、そのDVDを貸し出したところ、とても気に入ったという感想と共に返却されました。
そんなにいい映画だったっけ??←おい
で、思い立って昨夜じっくりと観てみたら、確かにいい映画でした
キーラ・ナイトレイが可愛くて、はっきりとものを言う二女役が似合っていました。
ドレスも、華美ではないけれどシルエットが素敵です。
シンプルなラブストーリーです。しかし、イギリスの時代ものという背景があり、現代のようにはいきません。女性にとって「結婚しない」という生き方は簡単には選べないのです。わかりやすくていいのかな、とも思いますが、とりあえず望まぬ結婚というのが出てこなかったので良かったです。
映像特典で、アメリカ版ラストシーンというのがありますが、それが最高にロマンティックです
でも先生のエレンは、BBC版のドラマ(コリン・ファースの)が最高!と言っていました。
いつか見てみたい・・・。5時間・・・。
←エレンのお勧めはこっちです。
◆2010年7月、40歳で結婚。今は専業主婦をしながら日々楽しいことを探しています。
◆勉強も好きで、2006年CDA(キャリアカウンセラー)、2011年FP3級とFP2級を取得しました。知りたいことがたくさんあるので、今後も勉学に励みたいと思います。
◆映画「かもめ食堂」を見て、北欧のインテリアや小物が大好きになりました。特にmarimekkoが好きで、バッグを愛用しています。
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